大雪山・十勝岳

登山日 2007年7月14日(土)〜7月17日(火)
天候 毎日快晴!
形態・同行者 ガイド。縦走、ピークハント・北日本新聞旅行会のお客様18名 
所在地・アプローチ 北海道 大雪山・十勝岳 富山−千歳
標高 黒岳1984m 旭岳2290m 十勝岳2077m
登山口 層雲峡、望岳台
コースタイム 14日 富山空港−千歳空港−層雲峡
15日 層雲峡−黒岳−中岳−間宮岳−旭岳−姿見−白金温泉
16日 望岳台−十勝岳−望岳台−白金温泉
17日 白金温泉−美瑛・富良野観光−千歳空港−富山空港
大学3年の夏合宿で、十勝岳温泉から入山して上ホロカメトク、十勝岳、トムラウシ、白雲岳、旭岳などを経て愛山渓に下山した。主将として、リーダーの重責を負っての7泊8日は思い出深いものであった。実はその時、初日に十勝岳温泉でテントを張ろうとしたら、1年生が「すみません、テントのポールを忘れました」と言ってきた。当時は宅配便も発達していなかったので、日通のペリカン便で部室から忘れ物が届くのに5日停滞した。それからの7泊8日である。今から考えると札幌にでもポールを買いに行けばよかったのかもしれないが、富良野観光をしたりしたのもいい思い出である。そして山では雄大な景色の中に身を委ね、稜線歩きとテント生活を満喫した。
あれから23年、またこの山域に帰ってきた。今回は北日本新聞旅行会のツアーリーダーとして、18名のお客さんの案内である。現地ガイドを、北海道の山を熟知した柳田さんにお願いしていたが、安全かつ楽しく全員を頂上に導いてくれた。私の荷物は、学生当時は30キロ近かったが、今回はツェルトやレスキュー装備を入れても10キロちょっとであろうか。温泉に泊まり、山に登ってまた温泉というスタイルである。
今回のお客さんは18名。普段より平均年齢が低めだったこともあり、賑やかで明るい山旅となった。毎日青空の下を歩き、花を愛でて絶景に酔いしれる。下山したらビールで乾杯、そして美味しい食事。
本州では台風4号が通過、そしてまさかの中越大地震。私たちはそんな大変な状況とは離れた場所で、大いに北海道を楽しんだ。
                        *写真はクリックすると拡大出来ます。

層雲峡の銀河・流星の滝

ビジターセンターでコース説明をする柳田ガイド

ヒグマ。出会いませんように

15日、ロープウェイ駅を降りる

リフトに乗り継いで黒岳7合目へ

招き岩

黒岳頂上1984m

石室のバイオトイレ。行列だが回転は速かった

エゾコザクラ

エゾノツガザクラとチングルマ

雪渓は70mほど

今から登る旭岳をバックに

旭岳頂上
2290m

姿見池へ下る

16日も晴れ、望岳台登山口。目指すは十勝岳

いい感じの雲

遠くはトムラウシ

十勝岳頂上2077m

みんな明るい

そしヒョウキン

現地ガイドの柳田さんと私

白金温泉にある滝

2晩お世話になったホテルパークヒルズ

富良野のファーム富田。バックは十勝連峰

白はカスミ草。赤はポピー、紫はラベンダー

ワインハウスで昼食。乾杯!