モルディブ共和国での生活
 

   そもそもモルディブ共和国、Republic of Maldives とは どこにあるか、私も知りませんでした。今、口で説明する時は、南アジア、インドの南西、スリランカの横、赤道のあたりと言っています。

  で、2000ぐらい島があってそのうち人の住んでるのが200ぐらい。全国土を合わせても淡路島の半分、人口約21万人、イスラム教徒100%、サンゴ礁がきれい。

  私の住んでいたムラク島は首都マ―レから船で10時間、周囲4km、人口1000人、そのうち子供が半分、野菜っつってもあんまり食べない、魚は豊富、米などの食糧はほぼ輸入100%、みたいなことを付け加えます。あと、みんなフレンドリーで働き者かつ ゆったりしてて、楽しかった、などとも。   

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   ミーム アトール(環礁)の中のムラク島。 陸の上で一番大きい生き物は人間、次は猫、その次がにわとり、で、ねずみ、もぐら、へび、蟻といった順番です。いくつかの島ではこの間に山羊や兎が入りますが、大体これくらいしかいません。

 ムラク島では、カティーブ(島長)の15人家族の家に下宿していました。
食事も、3食とサーボーン(お茶とおやつ)を一緒に取っていました。
 
   主なメニューは、
マスリハ( 魚カレー )  かつお、まぐろなどのカレー。ムラクで2000食   食べたとしたら、700食はこれだったかな。

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ガルディア   かつおなどを塩茹でして、身と汁をご飯やロシ( 小麦粉を 薄く延ばして焼いたもの、チャパティやナンに似ている)に ぶっかけて食べる。
 500食ぐらい摂ったけれど、大好き だった。日本でも時々作って食べている。

   と、このページが終わる前に、3枚の写真説明

   上 : ウンドーリと呼ばれるゆりかごに座って、下宿先の子供たちと。下宿の名前はフラングゲ( 西の家 )。日本の農村部みたいに 各家には屋号がある。

      真ん中 : フラングゲのおばあちゃん、ドンカマナ。水煙草を美味そうに吸っている。これは一人で吸っているが、女3人ぐらいで回し吸いする図もよく見た。とても濃い味。

     下 : 島の大通りでバシに興じる娘たち。バシとは、テニスラケットでボールを後ろ向きに打ち、対抗チームがそれを受けたら勝ち、という団体競技。男はサッカー、女はバシが一番のメジャースポーツ。島同士の対抗戦があると、すごい盛り上がりをみせる。

   

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