番外編　九州山歩き

２００１年１１月、九州の山に登ってきました。NHK福岡
放送局で、モルディブ語のテープ興し（翻訳）の仕事が
入ったからです。仕事は２７日から３０日までの４日間の
予定だったので、その前後に山に登ることにしました。
　
日曜・つまり２５日の４時半に福岡空港着、すぐにレン
タカーを借りて九重の長者原に向かいました。
泊ったのは４８００円と安かった「九重ヒュッテ」。７時着。
料理・サービスとも全く期待していなかったのですが…。
猪鍋、自然薯、鹿刺し、蓮根まんじゅう、他全１０品！焼酎も一緒に飲もうということで
しこたまご馳走になりました。アットホームなおもてなしに感激しました。

２６日も牧の戸峠への送り、長者原への迎えまでしてもらいました。
８時に登山口を出て、霧氷が木に付いて風の冷たい中、久住山に着。視界は
ゼロでした。中岳に向かう途中道に迷ったりして御池避難小屋に着いて、
５人の登山客と話してみると、なんと富山県から！しかも知ってる｢高岡カラコルム」
の４人と行ったことのある居酒屋｢八五郎」のマスターという組み合わせ。こんな所で
会うとは不思議なものです。
中岳の下りに差しかかるあたりから晴れ始め、やがて３６０度ばっちり見渡せるよう
になりました。坊がツルを経て長者原に１時に着きました。
    
調子がよかったので、阿蘇山も登ることにしました。阿蘇山上に３時に着いてみると、
風向きの関係で展望台も火口の近くは立ち入り禁止、当然登山も禁止でした。
仙酔峡からの方がピークに近いとその頃気付いたのですが、他の登山者によると
今日は強風で動いてなかったとか。どちらにしろこの日は無理だったようです。

火・水・木とNHKで仕事をしました。１日早く終わりま
した。
木曜の晩は博多の街で買い物をして、「照和」という
ライブハウスに一人で行きました。
金曜は朝６時にレンタカーにて発、熊本の阿蘇山、
宮崎の祖母山とはしごして、熊本のカプセルホテルに
泊りました。

土曜は５時半発、宮崎の霧島・韓国岳（からくにだけ）
に登り、霧島ホテルにて竜馬の展示物を見ました。
あの有名な新婚旅行のことを書いた手紙（のレプリカ）
などを見ることが出来ました。
そして、塩浸温泉。温泉の人によると、内湯のぬるい
ほうが竜馬の入った湯船と言われたので、そこにザブン
と入りました。河原の露天には入りませんでした。

その後、鹿児島のずっと南、指宿の開聞岳を目指しま
した。遠かった…。２時から登り始め、５時に下りて、
鹿児島の友人宅へ。新婚夫婦から黒豚、黒牛、焼酎
などをごちそうになりました。

日曜は６時に出て、福岡空港へ。

というわけで、ハードスケジュールだったけれど、山を堪能しました。

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