1986年12月28日〜1987年1月1日 西穂高岳〜奥穂高岳〜涸沢岳西尾根

メンバー 砂沢(CL/医療)   石崎(SL/食料)   福島(気象)    私(装備)

○行程概要:
12月28日(風雪) 新穂高温泉よりロープウェイで入山、西穂高山荘より西穂稜線に入り、独標ピークで幕営  8:45新穂高温泉 9:10/9:25ロープウェイ山頂駅 11:00/11:15西穂山荘 13:15独標

12月29日(地吹雪のち快晴)  独標より西穂山頂を経て天狗の頭で幕営 10:30出発 11:50/12:05西穂高岳 15:15間ノ岳 17:00天狗の頭

12月30日(地吹雪のち快晴) 天狗の頭より天狗のコル・ジャンダルムを経て奥穂高岳に登頂、のち白出のコルに下り、幕営 7:00出発 8:00/8:15天狗のコル 10:30/11:30ジャンダルム 13:15/13:30奥穂高岳 14:00白出のコル

12月31日(風雪) 天候最悪で停滞、雪洞を掘り、テントから雪洞に移動

1月 1日(地吹雪のち快晴) 烈風の中を涸沢岳に登頂し、その後涸沢岳西尾根を新穂高温泉に下山 8:30出発 9:20涸沢岳 13:05/13:20白出沢出合 14:25新穂高温泉

1987年4月19日 谷川岳 西黒尾根

1987年6月〜10月 笠ヶ岳山荘の小屋番

1986年9月30日〜10月1日 笠ヶ岳〜剱岳マラソン登山

サラリーマンを辞めて、笠が岳山荘で1シーズン働いた。小屋から見える剣岳、あそこまで一日で走って行けないだろうかと考えた。普通の登山者が歩くと、双六、太郎平、五色が原、剣沢、ピストンして剣沢と5泊ぐらいするコースだ。当時はマラソンもやっていたので、体力には自信があった。トレーニングも日々行なって、日照時間の少なくなった9月末にようやく休みが取れて出発できた。 1日目:弁当、ヘッドランプ、行動食、シュラフカバーなどを持って、AM2時に発。しかし、秩父平で道に迷う。熊の出る所なので、気持ち悪い。
なんとか道を見つけ、双六小屋に4時ごろ着。やはり無理はいけないと、発電小屋の脇でシュラフカバーにくるまり、2時間仮眠。三俣蓮華、黒部五郎、太郎平と快調に走る。薬師岳の頂上へは、ずっと登り。ちょっとしんどくなってきた。スゴ乗越をすぎ、五色が原の小屋の屋根が見えてきた。もう4時。ここに泊る。風呂があるのに驚いた。

 2日目:一の越、そして雄山へ。この登りで、心臓が苦しくなってきた。ここで下りたら室堂バスターミナルはすぐそこ。迷うが、先へ進む。剣山荘でラーメン。頂上をピストンして、雷鳥沢を下って室堂に2時ごろ着いた。

 若かったのだろう、筋肉痛は全くなかった。次の日、走って登って笠の小屋に帰った。 

1987年11月 谷川岳 西黒尾根

1987年12月27日 御在所岳藤内壁 前尾根